山を想えば人恋し 人を想えば山恋し
>先日、テレビの山番組を見ていた時、北アルプス登山に貢献した長野県大町市の登山家/
百瀬慎太郎(1892‐1949)の言葉「
山を想えば人恋し 人を想えば山恋し」が映し出されていた。
山に関する格言や言葉は多々あるが、この「
山を想えば人恋し 人を想えば山恋し」が私のお気に入りの言葉である。
正直、この言葉が理解できるほど登山の経験はないが、山に登り始めて6年余(68歳~74歳)の山歩き愛好家として、「言い得て妙」というか、「含蓄のある言葉」であると自分に言い聞かせている。
* 「そこに山があるから」~登山家「ジョージ・マロリー」の「なぜエベレストに登るのか」という質問に答えた言葉
* 「目の前の山に登りたまえ。山は君の全ての疑問に答えてくれるだろう」 (ラインポルト メスナー)
* 「山とは金では絶対に買うことのできない偉大な体験と、一人の筋金入りの素晴らしい人間を作るところだ。未知なる山との厳しい試練の積み重ねの中で、人間は勇気、忍耐、不屈の精神力、強靭な肉体を鍛え上げていくのである。登山とは、ただこれだけで僕には十分である」(小西政継)
* 「あきらめないこと。どんな事態に直面してもあきらめないこと。結局、私のしたことは、それだけのことだったのかもしれない」 (植村直己 )
* 「梅干の種は抜いてきたか」( 杉本光作 )~装備をできるだけ軽くする、ここまで徹底して軽くするたとえ。